Mimi kara oboeru N1 – 耳から覚える N1 là bộ sách luyện thi N1 được nhiều bạn học viên đánh giá cao và lựa chọn là người bạn đồng hành trong quá trình chinh phục N1. Bộ sách hiện chỉ mới được xuất bản 3 cuốn chuyên về 3 kỹ năng quan trọng: Từ vựng goi, Ngữ pháp bunpou và Nghe hiểu choukai (Chưa xuất bản kỹ năng Đọc hiểu dokkai và Hán tự Kanji).
Sau đây là cuốn Mimi kara oboeru goi N1 (文法 – Ngữ pháp) Bài 6.
耳から覚える日本語能力試験文法トレーニングN1 (51-55)
51. 〜ゆえ(に/の): 〜ために(理由)(書き言葉)
名詞/【動詞/イ形容詞/ナ形容詞】の名詞修飾形
ただし、動詞/イ形容詞には「が」がついて「がゆえ」という形になることもある/【名詞/ナ形容詞】+であるが
①昔のことゆえ、よく覚えておりません。
②「あなたの国にも外国人であるがゆえの差別はありませんか」
③春子さんは病気であったがゆえに、孤独な少女時代を過ごした。
④人間は直立歩行(ちょくりつほこう)が可能になったゆえに、脳が発達したと言われている。
⑤日本は資源が乏(とぼ)しいゆえに、加工貿易が発達した。
⑥その絵は色、画法(がほう)があまりに強烈(きょうれつ)なゆえに、発表当時は人々に受け入れられなかった。
52. 〜もさることながら: 〜ももちろんだが→後ろを強調
名詞
①結果もさることながら、原因が問題だ。
②進学先の決定については、親の希望もさることながら、本人の希望が第一だろう。
③A社は製品の性能の良さもさることながら、アフターケアの良さで客の信頼を得ている。
④初めて住んだ外国では、言葉もさることながら、生活習慣の違いに戸惑(とまど)うことが多かった。
53. 〜ずには/ないではすまない: 必ず〜しなければならない
(状況から見て、そうしなければ許されない)
動詞のナイ形 ただし、する+ず→せず
①実際に損害を与えたのだから、弁償しないではすまないだろう。
②マスコミに知られてしまった以上、事実を公表せずにはすまないと思います。
③多くの人に期待されているので、彼としても仕事を引き受けないではすまないでしょう。
*これほど不祥事(ふしょうじ)が続いては、管理職も責任を取らずにはすむまい。
54. 〜しまつだ: いろいろあったが、〜という悪い結果になった 動詞の辞書形 ただし、「ている」がつくこともある/この・その・あの
①彼は散々借金をしたあげく、ついには人の金まで盗む始末だ。
②Bさんは事業に失敗してから酒量(しゅりょう)が増え、最近では朝から酔っぱらっているしまつだ。
③あの新人社員は生意気だ。先日など、ミスを指摘したら、反省するどころか人のせいにするしまつだった。
④(わがままな子供を見ながら)「甘やかすからこのしまつだ」
*注意したらかえってにらみつけるのだから始末に負えない/始末が悪い。
55. 〜にもほどがある: 許される限度を超えている
名詞/【動詞・イ形容詞・ナ形容詞】の辞書形
①こんな落書きをするなんて、いたずらにもほどがある。
②こんなに仕事をためるなんて、怠けるにもほどがある。
③ずうずうしいにもほどがある。借りた金も返していないのに、また貸せとは。
④甘える/ばかにする/冗談/自分勝手/わがまま +にもほどがある。
耳から覚える日本語能力試験文法トレーニングN1 (56-60)
56. 〜(よ)うが/と: どんなに〜でも…だ、どんな場合でも…だ(変わりはない)
動詞の意志形/【名詞・ナ形容詞】+だろう・であろう/イ形容詞+かろう
①誰がなんと言おうと、私はあの人と結婚する!
②「何時に帰ろうが、誰と付き合おうが、私の勝手でしょ」
③どれほど反対されようと、今の会社を辞めて新しい仕事を始めるつもりだ。
④いかに有能であろうが、高慢な人はいい協力者が得られないだろう。
57. 〜(よ)うが〜まいが/(よ)うと〜まいと
〜(よ)うが〜(よ)うが/(よ)うと〜(よ)うと
(〜と…は反対の意味の言葉)
どちらの場合でも
動詞の意志形/【名詞・ナ形容詞】+だろう・であろう
/イ形容詞+かろう
①彼に恋人がいようといまいと、私が彼を好きな気持ちに変わりはない。
②「山田さんが来ようが来まいが、10時になったら会議を始めましょう」
③高かろうが、安かろうが、必要なものなら買わなければならない。
④好きであろうと、嫌いであろうと、与えられた仕事は責任を持ってやるべきだ。
⑤弟だろうと、女だろうと、簡単な料理ぐらいはできたほうがいい。
⑥その子の親であろうが、なかろうが、危ないことをしている子供を注意するのは大人の義務だ。
58. 〜ともなく/なしに
意味❶:意識せずにぼんやりと
動詞の辞書形
①見るともなくテレビを見ていると、突然友達の顔が出てきたので驚いた。
②こちらは一人だったので、隣のテーブルのカップルの話を聞くともなしに聞いていた。
③歩きながら将来のことを考えるともなく考えているうちに、家の前を通り過ぎてしまった。
意味❷:はっきり分からないが
疑問詞(+助詞)
①「どうしたらいいんだろう」彼は誰にともなくつぶやいた。
②どこからともなく、笛の音(ね)が聞こえてきた。
59. 〜ごとく/〜ごとき/〜ごとし: 〜のように/ような/ようだ (書き言葉)
意味❶: 〜のように/ような/ようだ (書き言葉)
名詞+の/動詞の普通体(+かの/が)
①楽しい時間は夢のごとく過ぎていってしまう。
②少子化、医療の進歩などにより、当然予想されたごとく、高齢化社会がやってきた。
③村全体が眠っているかのごとく静かだった。
④彼は何も知らないのに、全てを知っているが(/知っているかの)ごとくうなずいた。
⑤天使のごとき寝顔
光陰矢(こういんや)のごとし
先に述べたごとく、会議は1週間延期になりました。
今年度の予算は下記のごとく決定いたしました。
意味❷:〜なんか(相手に対しては軽視、自分に対しては謙遜)
名詞
①「お前ごときに負けてたまるか!」
②「私ごときがこのような立派な賞をいただき、恐縮しております」
60. 〜にたえる: 十分に〜する価値がある、それをすることができる
名詞/動詞の辞書形
①最近は大人の鑑賞(かんしょう)にたえるドラマが少なくなった。
②この写真はアマチュアカメラマンが撮ったものだが、十分評価にたえる作品だ。
③これは試作品で、まだ実用にたえる段階ではない。