Ngữ pháp N1 Bài 3-1 飯食わぬ女房(1)

飯食わぬ女房(1)


できること

  • 昔話の表現を楽しみながら、物語の開店を追って読める。
    Có thể đọc theo mạch câu chuyện vừa thưởng thức các diễn đạt từ ngữ trong chuyện kể ngày xưa.


昔、あるところに一人の男がいた。男は、けちなうえに怠け者で、掃除や洗濯もしなかった。だから、部屋はたいそう汚く、中に入れば体中ほこりまみれになるほどで、どろぼうも逃げ出すありさまだった。

友達は「いつまでもそんな暮らしを続けるのはよくない。早くお嫁さんをもらえ。」と言うのだが、男は友達の心配をよそに、「確かに家は汚いけれど、俺は俺なりに楽しく暮おれおれらしているよ。一人なら余計な金もかからないし。」と全く気にしていない。「まあ、何もよめ食べない嫁ならもらわないでもないがね。」などと言うしまつで、友達もあきれてそれ以上は何も言わなかった。

ある日の夕方、男の家に若い女が訪ねてきて、「どうか私をお嫁さんにしてください。掃除なり洗濯なり、お前様*のおっしゃることは何でもします。それに私は物を食べませけっこうん。」と言った。「それは結構ずくめな話だ。」と男は大喜びして女を嫁にした。

女は働き者にして美人、さらに食べ物はおろか一滴の水すら口にしなかった。気立ても良く、文句も言わずに男のために食事を作り、掃除や洗濯をした。おかげで男の身なりも家も、見違えるようにきれいになった。けちで怠け者の男からすると、これ以上の幸運はない。働き者の嫁をもらった男は、前よりもっと怠け者になった。

*お前様:昔使われた、相手を丁寧に呼ぶ言い方。

 Từ Âm hán Phát âm Nghĩa
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16. ほこりまみれ

どう使う?

「˜まみれ」は「表面全体に不快な物がついている」と言いたいときに使う。「借金まみれ」のように、良くない状況から抜け出せない様子を表すのにも使われる。

~まみれsử dụng khi muốn nói rằng “dính thứ gì đó khó chịu trên toàn bộ bề mặt”. Như là “借金まみれ” được sử dụng để thể hiện trạng thái không thể thoát ra tình trạng xấu.

N + まみれ
*「ほこり・汗・油・泥」などの言葉と一緒に使われる。

  1. 試合終了のホイッスルが響き、泥まみれの選手たちは雨の中でお互いの健闘をたたえ合った。
  2. 小麦粉の入ったボウルをひっくり返した子猫は粉まみれになってしまった。
  3. 全身血まみれになった男性が、担架に乗せられて事故現場から運び出された。
  4. 借金まみれの生活から脱出するために、弁護士に相談しに行くことにした。
やってみよう!
  1. 汗(a.まみれ b.気味)になって、トラックに家具を運び込んだ。
  2. 息子の部屋の机の下から間違い(a.まみれ b.だらけ)の数学の答案用紙が出てきた。
  3. 押し入れの奥にしわ(a.まみれ b.だらけ)のスーツがあった。
  4. 引っ越しのあと、Tシャツもジーンズもほこり(a.まみれ b.がち)になった。

17. 友達の心配をよそに

どう使う?

「~をよそに」は「親の心配をよそに」のように「~を気にしないで」と言いたいときに使う。「渋滞をよそに」のように「~とは関係なく」と言うときにも使う。

~をよそに sử dụng khi muốn nói “không để ý tới/ bất chấp ~” như là “親の心配をよそに”. Sử dụng cả khi muốn nói “không liên quan/ liên hệ với ˜” như là “渋滞をよそに”.

N + をよそに

  1. 教師の再三の注意をよそに、学生は授業中も携帯電話をいじっている。
  2. 恋人が泣いて引きとめるのをよそに、彼はカメラを携えて戦場に向かった。
  3. 友人たちが就職活動を始めるのをよそに、山田さんはサークル活動にのめり込んでいる。
  4. 景気の低迷をよそに、順調に売り上げを伸ばしている会社もある。
やってみよう!
  1. 社長は部下の進言をよそに、
  2. 夫は妻の小配をよそに、
  3. 歩行者の迷惑をよそに、
  4. 車内の冷ややかな視線をよそに、
  1. 会社を辞めて、ラーメン店を始めようとしている。
  2. 歩道を走り抜けようとする自転車が多い。
  3. 国内生産にこだわり、工場の海外移転を認めなかった。
  4. 大声でうわさ話をする高校生の一群がいた。

18. 俺なりに

どう使う?

「~なりに」は「自分なりに工夫して作る」のように「~の立場やレベルに応じて」と言いたいときに使う。「子どもなりにがんばっている」のように「~(子ども)は十分ではないができるだけ」と言いたいときにも使う。

˜なリにsử dụng khi muốn nói rằng “tương ứng với địa vị của ˜” như trong câu” 自分なりに工夫して作る”. Sử dụng ngay cả khi muốn nói “một ˜(子ども) thì chưa đủ cố gắng … hết sức có thể “ như trong câu “”.

PI + なりに
   なりの + N

[ナA N]

*「それなり」「~ぱ~なり」という言い方もある。

  1. 営業部は営業部なりに頑張っているんだろうが、売り上げはなかなか伸びていない。
  2. お金がなければないなりに、楽しみ方はあるものだ。
  3. 日本語が上達したらしたなりに、新しい疑問が次から次へと出てくる。
  4. あの子は幼いなりに親を助けようと、いろいろ努力している。
  5. この1年貯めたお金がそれなりの額になったから、親を旅行に連れて行こうと思っている。
やってみよう!
  1. 若者には若者なりの、老人には老人なりの(a.楽しみがある b.ずいぶん違う)。
  2. 狭い部屋は狭いなりに(a.快適に過ごせます b.収納スペースに困ります)よ。
  3. A:本田君!何なんだ!この営業成績は。 B:すみません。僕なりに(a.努力しきれなかったんです b.努力したんです)。でも…。
  4. 誰でも練習すればしたなりに、(a.優勝できる b.上手になる)ものだ。

19. もらわないでもない

どう使う?

「~ないでもない」は「高い気がしないでもない」のように「~だ(高い気がする)」とはっきり言い切りたくないときに使われる。「ぜひと頼まれれば、引き受けないでもない」のように「条件が合えば~する(引き受ける)可能性はゼロではない」と言うときにも使われる。

~ないでもないnhư trong câu“高い気がしないでもない”, được sử dụng khi không muốn nói thẳng thắn rằng cái gì đó là “~高い気がする”: Và trong câu “ぜひと頼まれれば、引き受けないでもない”, được sử dụng cả khi nói “ nếu có điều kiện phù hợp thì khả năng làm (引き受ける) không phải là zero/ không”.

Vない + ないでもない
*「~ないものでもない」「~なくもない」の形も使われる.

  1. 彼が犯人だという証拠はないでもないが、まだ断定はできない。
  2. A:ぜひにと言われれば飲まないでもないんですが、最近酒は控えているんです。 B:じゃあ、まあ、少しだけ……。
  3. 君がそんなに頼むんだったら、今回だけ特別に認めないものでもないんだけどね。
  4. お寺まで歩いて行けなくもないですが、山道だし、ちょっと大変ですよ。
やってみよう!
  1. あなたが会の司会が嫌だと言うならば、私が代わってやらないでもない。 a.代わりたいが、代われない b.絶対に代わってやる c.代わってやってもいい
  2. 願書は今日の消印有効だから、今から出せば受験できないものでもないですよ。 a.受験の意思がないので、受験はしない b.受験の意思があれば、受験できる c.受験の意思はあるが、もう受験できなくなった

20. 言うしまつで

どう使う?

「~しまつだ」は、それまでの経緯を説明して、「良くないことが続き、結局~という悪い結果になった」ということを表す。話し手の非難や残念な気持ちを表す。

~しまつだ giải thích đầu đuôi sự việc và tỏ ý muốn nói “chuyện không tốt cứ liên tục xảy ra, rốt cuộc thành ra kết quả xấu thế này ˜”. Tỏ ý nuối tiếc hoặc sự than thở của người nói.

Vる/Vない + しまつだ

  1. 彼は金にルーズで、方々で借金を重ね、あげくの果てに会社の金を使い込んで解雇されるしまつだ。
  2. 「面倒くさい」が口癖の母は、歩いて5分のスーパーに行くのにも車を使い、ついに運動不足で医者に叱られるしまつだ。
  3. あの女は子どものころから嘘ばかりついていて、最後には詐欺で捕まるしまつだ。
  4. 友人は6回も転職しながら、まだ「自分の才能を生かせる会社はない」といっているしまつで、周囲もあきれている。

21. 掃除なり洗濯なり

どう使う?

「AなりBなり」は「AでもBでも(何でもいい)」と思いついた例を挙げるときに使われる。相手に提案したり、アドバイスや注意をしたりする場合に使われることが多い。

“AなりBなり” được sử dụng khi nêu ví dụ bạn đã nghĩ ra rằng “ A hay B cái nào cũng được “. Thường sử dụng trong trường hợp đưa ra một lời đề nghị, hoặc lời khuyên hoặc chú ý đối phương.

[N1(助詞)/V] + なリ +  [N2(助詞)/V]
*N2/ Vるには「何・どこ(へ)・誰」などの疑問詞を使うこともある。

  1. 目が悪いなら、眼鏡なりコタクトなりすればいいのに。
  2. 今日は俺のおごりだから、牛丼なりカレーなり、好きに注文していいよ。
  3. 休みの日ぐらい仕事のことは忘れて、映画を見るなり、買い物をするなり、好きなことをして息抜きすれば?
  4. そんなに一人暮らししたいなら、外国へなりどこへなり、行きたいところに行けばいいだろう。
  5. 食品の安全基準を見直すなり何なりして、より安全に暮らせるように考えてほしい。
やってみよう!
  1. わからないことは、人に聞くなり(a.わかる b.辞書を引く)なりしてみてください。
  2. 時間に遅れる場合は、メールなり(a.電話 b.連絡)なりしてください。

22. 結構ずくめな話

どう使う?

「˜すくめ」は「大部分が~で占められている/~が連続する」ことを表す。
˜すくめthể hiện chuyện “phần lớn là ˜ được chiếm giữ/˜ liên tục”

N + ずくめ
*「黒・白・いいこと・失敗・ごちそう・規則」などの決まった言葉と一緒に使われる。

  1. ご主人の算進ゃ娘さんの結婚など、山田さんの家はいいことずくめだ。
  2. 私の学校は規則ずくめで、息がつまりそうだ。
  3. 目撃者の証言によると、犯人は身長180cm程度、全身黒ずくめで銃を所持していたということです。
  4. 今年の我が県のスポーツ選手は活躍が目覚ましく、サッカーチームは優勝するし、マラソン選手はオリンピック代表に決まるし、結構ずくめな年となりました。

23. 働き者にして美人

どう使う?

「(~は)AにしてBだ」は「˜にはA・B 2つの面がある」ことを表す。

(~は)AにしてBだbiểu hiện chuyện “˜ có hai mặt A và B”.

(ナA N) + にして

  1. 彼は大学の教授にして、有名な作家でもある。
  2. 彼女のデザインする服は、どれも個性的にして実用的だと定評がある。
  3. 怪盗と呼ばれた男の犯行の手口は大胆にして、かつ繊細だった。

24. 食べ物はおろか一滴の水すら口にしなかった

どう使う?

「AはおろかB…ない」は「食事はおろか水さえ飲めない」のように「も・さえ・まで・すら」などと一緒に使い、「A(食事)はもちろん、それより程度の低いB(水)も…ない」と言いたいときに使われる。

AはおろかB…ないđược sử dụng như trong câu “食事はおろか水さえ飲めない”, dùng chung với nhưng từ “” khi muốn nói “A(食事)là dĩ nhiên không thể rồi, ngay cả ở mức độ

N1 + はおろか + N2 も/さえ/まで/すら +…ない

  1. 彼は真夏でも、エアコンはおろか、扇風機さえ使わないそうだ。
  2. 最近は、恋人はおろか友人さえ1人もいない人も珍しくないらしい。
  3. 重い物を持とうとして腰を痛め、起き上がることはおろか、寝返りを打つこともできない状態だった。
やってみよう!
  1. アラビア語を習ったのに、自己紹介はおろか(a.挨拶 b.討論)も忘れてしまいました。
  2. 彼は給料日前で、家賃はおろか(a.旅行に行くお金 b.今日の食事代)にも困っているらしい。

25. 水すら口にしなかった

どう使う?

「~すら…」は「日曜日すら休めない」のように「他はもちろん~(日曜日)も…(休めない)」と言いたいときに使われる。「~さえ/~も」と同じように使われる。否定的な状況で使うことが多い。

~すら…được sử dụng như trong câu “日曜日すら休めない”, khi muốn nói “ngày khác là dĩ nhiên không thể rồi, ngay cả ˜ (日曜日) cũng …( 休めない)”. Được dùng giống như “~さえ/~も”. Thường được sử dụng trong những tình huống phủ định.

N + (助詞) + すら
*「~すら」10前の助詞は、後に続く動詞によって変わる。
*「˜か+すら」の形も使われる。

  1. 仕事が忙しすぎて、昼休みすら満足に取れない。
  2. 本に夢中になって、夜が明けたことにすら気づかなかった。
  3. スピーチに慣れた人ですら、話し始めはどきどきするそうだ。
  4. 夕べはすっかり酔ってしまって、どうやって家に帰ったかすら思い出せない。
  5. 予算不足で工事が中断されたまま、再開されるかどうかすらわからない。
やってみよう!
  1. 80歳の祖母は好奇心が強く、来年は(a.南極 b.温泉)へすら出かけかねないと家族は心配している。
  2. (a.専門家 b.受験生)ですら解けない問題を入試に出すなんてひどすぎるよ。
  3. (a.ジョギング b.マラソン)すらしたことがないのに、10kmも走れるわけがない。
  4. 彼は、上司どころか(a.近所の人 b.家族)にすら相談せずに、会社を辞めてしまった。

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