できること
- ファンタジー小説を読んで、やや古風な表現を味わいながら、出来事の経緯を追って登場人物の心情が理解できる。
Đọc tiểu thuyết không tưởng, thưởng thức những cách nói có chút gì đó phong cách cổ xưa, theo dõi diễn biến của sự vật và hiểu được cảm xúc nhân vật.
萌花の今日の表情には理由がある。昨夜の小鬼が残した謎めいた言葉だ。
小鬼が現れるや否や、萌花は懐から短い刀を出した。この神社に伝わる宝の一つだ。小鬼ごときは、そのギラリとした光を見ただけで恐れて逃げ出すのが普通である。この小鬼も慌てて逃げ出すかと思いきや、じっと萌花の目を見ると、声を出さずに伝えた。
「楽園を創らんがため、あのお方がお姿を現される。待て。」と。小鬼の体は薄紙のごとく透け始めた。あのお方とは誰か、楽園とは何か、それになぜ自分にそれを伝えるのか、すべての質問に答えることなく、小鬼は黒い空に溶け込み、姿を消した。暗くなっていた空が、一瞬にして満月の明るさを取り戻した。
—–中略—–
戦いは終わった。萌花は倒れている優斗のそばに腰を下ろした。今回の戦いで優斗がいなかったら、町は、いや日本はどうなっていたか。考えるだに恐ろしいことだ。優斗はもうしばらくすれば目を覚ますだろう。しかし、自分が戦いの結果を左右したことは覚えているまい。萌花も優斗がそのような力を持っているとは想像だにしなかった。優斗に力のことを伝えるかどうか、萌花はまだ決めかねている。それを伝えれば、優斗もまた今日を限りに普通の高校生の生活には戻れない。
「まあいい。今は少し休もう。」萌花は考えるのをやめ、静かに目を閉じた。
Từ | Âm hán | Phát âm | Nghĩa |
入力 | NHẬP LỰC | にゅうりょく | nhập dữ liệu |
どう使う?
「~めく」は「だんだん春めいてきた」のように「~(春)と感じられる部分がある」ときに使われる。「完全に~(春)」であるときには使わない。
~めくtrong câu“だんだん春めいてきた”, được sửu dụng khi “có phần cảm thấy giống như là ~(春)”. Không sử dụng khi điều đó là “hoàn toàn ~(春)”.
N + (めく/めいた)
- 風も涼しくなり、徐々に秋めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
- 冗談めいた口調だったが、「10年後は俺が社長かもね」と言った彼の目は真剣そのものだった。
- 彼は上司のせいで苦労したが、非難めいたことは一言も言わず、黙々と働いていた。
- 歴史上の人物の生涯には、とかく作り話めいた美談が存在しているものだ。
やってみよう!
- 東京もいよいよ___めいてきて、桜の開花が待ち遠しくなりました。
- モナリザの___めいた微笑は時代を超えて人々を魅了し続けている。めいた言葉だけで、被害
- 社長の口から出たのは、___めいた言葉だけで、被害者への謝罪の言葉は一言もなかった。
- 不正を暴いたジャーナリストに対して、「交通事故に気をつけろ」といった___めいた電話が毎日かかってくる。
謎 言い訳 春 脅迫
どう使う?
「~や否や」は「~とすぐ/~たとたん」と同じように、「前のことがあった直後に、何かが起きた」と言うときに使われる。
~や否やgiống với “~とすぐ/~たとたん”, được sử đụng khi nói rằng “điều gì đó xảy đến ngay sau khi chuyện trước đó xảy ra”.
Vる + (や否や/や)
- 電話を切るや否や、刑事は部屋を飛び出して事件現場に向かった。
- 人気グループのコンサートチケットは発売されるや否や、あっという間に完売となってしまった。
- 優勝の瞬間、大川選手は「やった!」と叫ぶや、コーチの元へ駆け寄った。
やってみよう!
- 空港のロビーに彼が現れるや否や、何十人もの女性ファンが(a.歓声を上げた b.待っていた)。
- そのワインを一口飲むや否や、(a.とてもおいしかった b.山野氏はばったり倒れた)。
- スーツケースの札束を見るや、(a.偽札だったらしい b.男の目の色が変わった)。
- 彼女が歌い終わるや否や、(a.観客は総立ちになった b.早くサインをもらいに行こう)。
どう使う?
「~ごとき」は「お菓子ごときで兄弟げんかするな」のように「~(お菓子)なんか」と「~」を低く見て言うときに使われる。「私ごとき」と謙遜して使うこともある。
~ごときtrong câu “お菓子ごときで兄弟げんかするな” sử dụng khi đánh giá “~” thấp và nói mấy thứ đó như là ~(お菓子). Cũng có thể nói “私ごとき”để tỏ ý khiêm tốn.
N + ごとき
- 我が社には優れた技術があるんだから、不況ごときに負けないで頑張ろう。
- あいつごときが何を言ってきたって、私たちがついているから恐れる必要はないよ。
- 私ごときにこのような大役をお任せいただき、大変光栄です。
やってみよう!
- こんな問題ごとき、(a.小学生でも解ける b.小学生では解けない)。
- アリごときに、高い殺虫剤を使うのは(a.当たり前だ b.もったいない)と思う。
- 風邪ごときで、大切な試合を休む(a.のはやむを得ない b.わけにはいかない)。
- ラーメンごときに1時間も並ぶなんて(a.理解できない b.当然だ)と彼は言った。
どう使う?
「~かと思いきや」は「~と思っていたら」という意味で、予想したことと違っていて、意外に感じたときに使われる。
~かと思いきゃ có nghĩa “tôi đã nghĩ rằng~ nhưng, “và được sử dụng khi khác với dự đoán hoặc khi cảm giác bất ngờ.
PI + かと思いきや
[なAだ Nだ]
*「か」のない形もよく使われる。その場合は「なA (だ)/N (だ)と思いきや」になる.
- なかなか連絡が来ないので落ちたかと思いきや、今日になって合格通知が届いた。
- アルバイトの人かと思いきや、社長自ら掃除していたので驚いた。
- 住宅街のマンションだから静かだと思いきや、遅くまで人通りが多くてうるさかった。
- 家を建ててやっと落ち着けると思いきや、海外へ転勤することになってしまった。
- 年末の忙しい時期だから欠席者が多いと思いきや、全員そろっていたので驚きました。
やってみよう!
- 全部の問題を解き終わったと思いきや、終了5分前に(a.提出して帰ってしまった b.問題の続きがもう1ページあるのに気付いた)。
- (a.子どもがおいしそうに飲んでいる b.大人が先を争って飲んでいる)ので、ジュースだと思いきや、なんと酒だった。
- 被害者だと思いきや、(a.実は彼女が犯人だった b.みんな彼女に同情した)。
どう使う?
「~んがため」は「~するため」という意味で、特別な目的のために何かをするときに使われる。
~んがためcó nghĩa là để làm ~,dùng khi để làm gì đó với mục đích đặc biệt.
Vない + んがため
んがための + N
*「する」は「せんがため」になる。
- 国民の生命を守らんがため、彼は敢えて危険を伴う任務を引設けた。
- 売らんがためとはいえ、安全性を無視して価格を下げるやり方は問題だ。
- 全宇宙を征服せんがため、彼は大宇宙船団を率いて飛び立った。
- 「うそも方便」と言うが、人を救わんがためのうそは許されると、私は思う。
どう使う?
「~のごとく」は「~のように」と同じ意味で、「風のごとく走り去った」のように例えたり、「下記のごとく決定した」のように例や内容を挙げたりするときに使われる。
~のごとくnghĩa giống với “~のように”, như trong câu “風のでとく走り去った”, được dùng khi nói ví von, hoặc trong câu “卞記のごとく決定した” được dùng khi đưa ra ví dụ hoặc nội dung.
N + の + ごとく
*「Nのごとし」「Nのごとき(N)の形もある.
- スターとして華々しく活躍する彼女のそばには、いつも影のごとく寄り添う母の姿があった。
- 宝くじで大金を手に入れたが、湯水のごとく使い続け、1年後には元の貧乏生活に戻ってしまった。
- 兄弟に残された遺書には次のごとく記されていた。
- 北里氏は鉄のごとき信念をもって新薬開発に取り組んでいる。
- A:日本へ来てから何年経ったっけ。 B:もう5年だよ。光陰矢のごとしだね。
Note!
「PI(+が/かの)+ごとく」の形でも使われる。
*「(なAだ)/Nだである)になる。
- その侍は草を薙ぎ払うがごとく押し寄せる敵を倒し続けた。
- 風に吹かれて舞うごとく、桜の花が散っている。
- 「明日死ぬかのごとく生き、永遠に生きるかのごとく学べ」とは、ガンジーの有名な言葉である。
- 社長の息子は自分が社長であるかのごとく威張っているので、みんなに嫌われている。
- 彼は怖いものなど何もないかのごとく振る舞っているが、実はかなりの小心者だ。
やってみよう!
- 彼女は昨年彗星のごとく現れ、
- 老いて後も健康に暮らし、安らかに眠るがごとく
- その黒い人影は忍者のごとく
- 騒ぎの後、人々は何事もなかったかのどく
- 一生を終えることこそ、幸福だと言えよう。
- わずか1年で世界中の多くのファンを魅了する大スターとなった。
- 平然と食事を続けた。
- 足音も立てずに塀を越えて闇の中に消えていった。
どう使う?
「~にして」は「~で」という意味で、状況や状態·様子について特にはっきり示したいときに使う。
~にしてcó nghĩa “~で”, sử dụng khi cho thấy rõ ràng về tình huống trạng thái, bộ dạng.
N + にして
- 砂に描いた絵は、強風により、一瞬にして消え去った。
- 志半ばにして病に倒れた画家は、どれほど無念だったであろう。
- 40歳を「不惑」というが、これは孔子の「四十にして惑わず」という言葉が元になっている。
- 妹は交通事故に遭ったが、幸いにして軽いけがだったので入院せずにすんだ。
どう使う?
「~だに」は「直接体験しなくても、~だけでも十分に」という気持ちを表す。「恐ろしい・辛い・難しい」などの否定的な気持ちや声惑いの気持ちを表すときに使う。
~だにbày tỏ cảm xúc “dù không trực tiếp trải nghiệm, chỉ ~ thôi cũng đủ”. Sử dụng khi bày tỏ cảm giác hoang mang hoặc cảm xúc mang tính phủ định như là “恐ろしい・辛い・難しい”
Vる + だに
*「考える・思い出す·聞く・見る・ロにする」などの言葉と一緒に使われる。
- あんな高いところから飛び降りるなんて、想像するだに恐ろしい。
- 卒業迦のことは、考えるだに気が重くなる。
- その山寺は、見るだに不気味な雰囲気に包まれていた。
どう使う?
「~だにしない」は「~さえしない/全く~しない」ことを表す。
~だにしないdiễn tả ý “không làm ngay cả ~/ hoàn toàn không làm ~”.
N + だにしない
*「想像・予想・微動・一顧」など限られた言葉と一赭に使われる。
- 予想だにしなかったコンピューターのシステム障害が発生し、担当者は対応に追われた。
- 私はいい企画だと思ったが、社内では一顧だにされなかった。
- エネルギーの消費を抑えるために何時間も微動だにしない動物もいる。
- 古代エジプトの王は、自分の体が数千年後に博物館に展示されるとは、想像だにしなかっただろう。
どう使う?
「~かねる」は「~したい気持ちはあるが、別の事情があったり、心理的に抵抗を感じたりしてできない」と言いたいときに使う。「できない」とはっきり言いたくないときに使うことが多い。
~かねる sử dụng khi muốn nói có ý muốn làm ˜ nhưng vì có lý do riêng hoặc cảm thấy sẽ có sự phản đối nên không thể. Thường sử dụng khi không muôn nói là “できない”.
- 社長が出した方針は部分的に賛成しかねる内容を含んでいたが、反対するわけにもいかず、黙っていた。
- 私の一存ではお答えいたしかねますので、店長を呼んでまいります。
- どうして君が仕事をやめたいと言いだしたのか、理解しかねるんだけどね。
- 雪深いこの里では皆が春の訪れを待ちかねている*。 (*待ちかねる:「待ちきれないくらい待っている」という意味)
- 1人で山のような仕事を抱えている私を見るに見かねて*、同僚が手伝ってくれた。 (*見かねる:「見ていられないぐらいの良くない状況だ」という意味)
やってみよう!
- この料理は値段に相応しい味とは言いかねる。 a.おいしいとは言えない b.おいしいと言える
- 両親と自分の希望が違うために、どの大学を受験するか決めかねている。 a.考えるおそれがある b.まだ考えているところだ
- A:俳優の松坂さんとの結婚はどうなっているんですか。 B:本日は新作映画の試写会ですので、個人的な質問にはお答えしかねます。 a.答えなければなりません b.答えることができません
- そのような意見には、とうてい同意しかねます。 a.とても同意できるような意見ではない b.大いに同意すべき意見である。
どう使う?
「~を限りに」は「~が最後で、(続いていたことが終わる)」と言いたいときに使われる。何かを決意したり、残念に思っているときに使われることが多い。
~を限りにđược sử dụng khi muốn nói “˜ là cuối cùng và những gì đang tiếp diễn đến bây giờ sẽ kết thúc. Thường được sử dụng khi quyết định cái gì đó hoặc cảm thấy nuối tiếc.
N + を限りに
限りで
*「今日・今月・今年」などの言葉と一緒に使われる。
- 「今日を限りにギャンブルはやめる」と、彼は今年だけでも3回は言った。
- 明日を限りに離れ離れになる2人は夜を徹して語り明かした。
- 山田選手、「今シーズン限りで引退」と、突然の発表。
やってみよう!
- 長年通ったこの学校とも今日を限りにお別れです。 a.明日も学校へ行く。 b.明日からは学校へ行かない。
- 彼女への想いは今日を限りにきれいさっぱり捨ててしまおう。 a.今までずっと彼女への想いを心に抱いていた。 b.彼女への想いは今日芽生えたばかりだ。
- 当動物園は、今年限りで閉園することになりました。 a.今年は見られない。 b.来年から見られない。